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R.ジョン・ライト

R.ジョン・ライト(R.John.Wright)はアメリカのドール作家で、テディベアの会社を持っているわけではないのですが、「くまのプーさん」や「ピノキオ」「白雪姫」など多くのディズニーキャラクターをドール化し、テディベアコレクターの中では知らない人はいないという有名な方です。
R. JOHN WRIGHT DOLLS, INCという工房を持っています。
またたくさんの権威ある賞を受賞していて、「今世紀最高の才能を持つドールアーティスト」と言われています。

ジョンは1976年、初めて洋裁をし、人形を作りました。
その後フェルトで人形を数体作り、サーキン・クラフト・ギャラリーへ持ち込み販売したところ再注文が入るなどして人気が出ました。
これがジョン・ライトのドール作家としての始まりです。

ジョンはその後も独学でフェルト・モールディング(フェルトの型押し)を学び、彼独自のスタイルを完成させていきました。
デッサン→モデル作成→鋳型の作成→フェルトを型押し
という多くの工程を経てジョンのドールは誕生します。

ジョンの作品はどれも非常に緻密で、とてもフェルトでできているとは思えません。
また1つ1つへのこだわりも強く、中途半端なできばえのものはリリースしないほどの徹底ぶりだそうです。

表情もとても豊かで、「寝ている間に絶対動いてるでしょう?」と言いたくなるほど、本当に今にも動き出しそうです。
たとえばこのプーさん。なんだかとってもうれしそうに笑っています。
(このように口を開けたベアは「オープンマウス」と呼ばれています)
くまのプーさん
1997年1000体限定のホリデー・プー(Holiday Winnie-the-Pooh)。
このプーさんは、左手にヒイラギを持っているバージョンと右手にヒイラギを持っているバージョンが存在します。
右手にヒイラギを持っているのはコンベンションで発売されたもので、左手にヒイラギを持っているのはその後追加で生産されたものだそうです。

  

=プロフィール=

ニックネーム:loveteddy-disney
自己紹介:
テディベアが大好きで、10年以上前からコツコツとコレクションしています。
東京ディズニーシーで大人気のダッフィーを初めて知ったのもテディベアからでした。
以降テディベアだけでなく、ぬいぐるみもコレクションしています。

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