ストーリーの違い
ダッフィーには「どうやってダッフィーは誕生したのか」というストーリーがあります。
ところがこのストーリーは、「ディズニーベア」だった頃と、「ダッフィー」に変わってからとは異なるのです。
アメリカの「ディズニーベア」を買うとついてくる小冊子。
私の場合は、シュタイフの「ミッキー・ベア」の首にこれがぶらさがっていました。
角度を変えるとイラストが変わる、凝った作りです。
ちなみにこの小冊子の中のお話はこんな内容です。
「パークがオープンする前のある晩、ミッキーはお城のそばに座っていました。
残りの友達はまだ到着していなかったので、ミッキーは相手をしてもらおうとお気に入りのテディベアを連れて来ていました。
ミッキーはこんなにも魅力的な場所にいることにとても興奮し、誰か一緒にパークを探検してくれる人がいないかなあと思いました。
すると突然ティンカーベルが星空からやって来て、ぬいぐるみのお友達をもって座っているミッキーを見つめました。
彼女はミッキーのお願いを聞いていて、ぬいぐるみに魔法の粉をふりかけました。
ぬいぐるみが魔法の粉でいっぱいになると、不思議なことにぬいぐるみに命が宿ったのです!
ミッキーはとても興奮し、そして喜びました。
ミッキーはクマを抱きしめました。
ミッキーがクマを抱きしめたとたん、クマの顔にミッキーの頭の形をした痣が現れました。
それは、永遠にクマはミッキーと一緒にいるということでした。
この瞬間から、ミッキーは全ての不思議な思い出を分かち合うとっても特別な友達を得ました。」
そして「ダッフィー」に変わった後のストーリーは、
「ミッキーが長い航海に出る前の夜
ミニーは、ミッキーが ひとりぼっちでさみしくならないようにと
ミッキーのためにテディベアを作りました。
「ありがとう、ミニー!」
ミッキーはミニーが心をこめて作ったプレゼントをとてもよろこびました。
ミッキーは ダッフルバッグに入れられていたこのテディベアを「ダッフィー」と呼ぶことにしました。
ミッキーは 世界中どこにでもダッフィーを連れて出かけます。
ダッフィーはどんな時もミッキーを明るく楽しい気分にしてくれます。」
となっています。
ちなみにこの「ダッフィー」のストーリーは公式ホームページでも見ることができますし、ダッフィーグッズを購入するとこのストーリーが記載された小冊子がついてきます。
また「ケープコッド・クックオフ」ではこのストーリーを舞台化した「マイ・フレンド・ダッフィー」を上演しています。